月山富田城は難攻不落の城として戦国時代屈指の山城としてしられています。月山富田城跡は島根の安来にあり、近くには安来市立歴史資料館もあります。月山富田城は尼子氏の本拠地があった場所で、武将の尼子経久と山中鹿介 でも有名ですね。
尼子経久の事
月山富田城の戦い(一次1542年 - 1543年)では尼子氏は大内氏、毛利氏と激しい戦いをくりひろげましたが、一次の前に尼子経久は亡くなっています。経久は当主になって直ぐの嫡孫・尼子晴久に毛利氏を攻めないように遠征に反対した様ですが、毛利氏の吉田郡山城を攻め一次へと続く戦いとなります。それから20年以上経って二次となります(二次1565年~1567年)。その間に毛利元就が大内氏を滅ぼしているという、何があったんだという展開ですが😅
二次で毛利が尼子を滅ぼし、毛利は中国地方最大の戦国大名となります。二次の前に嫡孫晴久は亡くなってるんですね。この頃の歴史を見てると何度も尼子の不運を感じるのですが、いっぽう策謀や戦略でやはり負けた気もします。(毛利も何度も大変な目にあっていますが)
尼子経久 1458年~1541年 83歳没
毛利元就 1497年~1571年 74歳没
尼子 晴久 1514年~1561年 47歳没
山中幸盛 1545年~1578年 33歳没
何度も見ているNHK大河ドラマ『毛利元就』の 緒形拳さんが演じられている 尼子経久がとても好きです。雰囲気とか イメージがそのまま経久の感じです。奥さんの萩の方とのやり取りも好きだし、萩の方は元就の妻、美伊の方の叔母さんにあたるんですよね(吉川氏)
謀将と言われた毛利元就ですが、経久の生き方を見て武将として、色々な事を学んだのかもしれませんね。毛利元就の残っている手紙を見るとすごく慎重ですよね、嫡孫・晴久もおじいさんを見習ったら良かったのに。
尼子経久も毛利元就も戦国時代なのに長生きですね、美伊の方のおじいさん、萩の方のお父さんにあたる吉川経基(鬼吉川)は92才。皆様すごいです😄✨
山中鹿介の事
山中鹿介(山中幸盛) は「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」で有名な武将。尼子氏の家臣で再興しようと頑張った方。
調べても事実とフィクションが混ざって、わかりにくい鹿介さんですが、その時代や後世のいろんな有名人に評価されているし、今も人気の方ですね。信長より駿馬を貰ったり、明智光秀、羽柴秀吉の下で戦ったり、短い人生の中、さまざまな戦いに参加して功績をあげ、様々な人に会っている人ですね。人生を熱く生きたかた。そういう所が人気なのかもしれませんね。
歴女、歴男はカッコいい尼子経久像と山中鹿介幸盛祈月像を写すことも忘れずに😸
月山富田城は山城
登るのはしんどいけど、現代なので階段をどんどん上がる感じです(階段をありがとうございます✨)山頂まで行けばその展望に来てよかったと思うと思います。
私は昔からここに来たかったのです。足立美術館までは行ったのだけど、単独行動ができず、月山富田城の方向の山を拝んだだけでした。あと月山富田城(がっさんとだ じょう)って名前もカッコいいですよね、「好きな城は?」「月山富田城です。」なんて言いたいです。あんまり聞かれないかもしれませんが😊
私は今回、安来駅から自転車で行きました。
安来駅→足立美術館→安来節演芸館→安来市立歴史資料館→月山富田城跡と川沿いを楽しく行けるルートです。(興味ある方は和鋼博物館にも行って下さい)
⇒自転車で月山富田城跡や足立美術館へ
⇒足立美術館と安来節演芸館♪
バスも出ている様です。城がある山は月山です。
イエローバス 観光ループ「月山入口」下車です。
月山富田城跡の情報(最新情報は確認ください)
日本100名城のひとつ。1185年頃作られた山城で1396年~1566年には大名 尼子氏の本拠地となる。山の上には石垣や石畳が残っている。
住所:〒692-0403 島根県安来市広瀬町富田
電話:0854322767
営業時間:9時30分~17時00分
休み:火曜日
駐車場:あり、無料
安来市立歴史資料館の情報(最新情報は確認ください)
住所:〒692-0402 島根県安来市広瀬町町帳752
電話:0854322767
営業時間:9:30~17:00
休館日:毎週火曜日(祝日の場合、翌日)・12月29日~1月3日
鑑賞料金: 一般:210円、高大生:100円、小中学校:30円
駐車場:あり、無料